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杉の木の年輪
数ある木の中でも、杉の木の年輪はバームクーヘンのように綺麗
この年輪からは、木の生い立ちを見ることが出来ます。

この木の年齢は?
年輪を数えると10ありますので 10歳ですね。
真ん中左の黒い部分の先 4年目の年輪の所が枝の後ですから
植林4年後に枝打ちをしています。
最初の7年は成長が良いですが、それからは成長が著しく落ちています。
かなり密植 (みっしょく 間隔をあけずにぎっしりと植え込むこと)した周りの木が大きくなってきたのでしょう。
もう少し大きい木だと、年輪が詰まり再び年輪の幅が広いところは
間伐した後だと推測されます。
木は真ん中ではなく、外側が太っていくのですよ。
それゆえ林業家は枝打ちをした切り口を覆っていくことを“木が巻く”と言います。
ちなみに 人間の脂肪の付き方も同じですよね
あまり脂肪に巻かれないよう気をつけて・・・
皆さんも切り株を見る機会があれば、この様に観察してみて下さいね。見る

author:, category:木の豆知識, 22:41
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