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昔使ったノコギリ
事務所に飾っているノコギリです。

大きく幅美広いノコギリは製材に使ったノコギリで、真っ直ぐ挽くために
この様な幅広になっているのです。
ノコギリを使って木を製材することを木挽き(こびき)といい、木挽きする人を
木挽き職人といいました。
大変な重労働で木挽きの一升飯といって、たくさんのごはんを食べないと続かない
仕事だったようです。
私の祖父はこの木挽き職人でして、米や味噌を持ち何日も山に入っていた
と聞いております。
今はバンドソー(帯ノコ)で、台車に丸太を固定して製材します。

20年ほど前、知り合いの方が、大峯奥駆道の行仙宿山小屋を立てたのですが、小屋の資材はすべてヘリコブターで荷揚げしまして、大変な費用がかかりました。
木挽き職人がいた時代は、ヒョコッとノコギリや米味噌を担いで山へ行き、小屋がけ(風雨を凌ぐ簡単な小屋を造ること)をし、周りの木を倒して製材し、家を建てたのです。
現在は山の木を切出しトラックで製材所まで運び、再びトラックやこの場合ヘリで莫大なエネルギーを消耗して山へ運ぶ 
進歩しているのか、後退しているのか分かりませんね・・・


author:, category:熊野の山の文化, 16:46
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