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鉄砲堰(てっぽうぜき)
さて、シュラ(修羅)やニュートン君の法則で、下にけっ飛ばして(?)谷まで落とした丸太ですが、大きな川だったらそのまま流せますが、水量の少ない小さな谷で、しかも険しい谷だったら(ほとんどそうなのですが)たくさんの丸太を運ぶことは不可能です。
そこで人工的に、鉄砲水を発生させて、一気に本流まで丸太を運んでいました。
その鉄砲水を発生させる方法が、鉄砲堰(てっぽうぜき)です。

この様に丸太でダムを造り、水が貯まった時点で、一気に放水して丸太を流しました。ダムは丸太だけだと水漏れするので、間に苔などを詰めて目止めして、水が漏れないようにしたと、聞いています。
この鉄砲堰(てっぽうぜき)は筏(いかだ)が流せる大きな谷のものですが、小さな谷の場合丸太だけを流しました。
私の母方の祖父は建具職人でしたが、この鉄砲堰で丸太を出していたらしく、水が多すぎて海に流してしまい、大損をした話を、よく聞きました。

author:, category:熊野の山の文化, 20:27
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