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中野武営シンポジュウムと高松城祉

ひょんなことから、香川県「独立の父」中野武営(なかのたけなか通称ぶえい)さんの没後100年のシンポジュームに参加しました。

早朝出発しナビで着いた駐車場が高松城址(玉藻公園)の駐車場で、少し早く着いたので入ってみることに。

お堀を覗くとなんとフグやチヌ、びっくりして駐車場のおじさんに聞くとこの堀は海水ですとのこと、日本に海水の堀を持つ城は三か所あるそうです。

ボランティアガイドさんの案内で1時間ほど見て回る。江戸期の藩主は松平家、藩祖は水戸黄門のお兄さんだそうです。上の娘がここの大学に通ったので何回か来ましたが、知りませんでした。徳川家の松平ですので幕末は朝敵、明治期にはさぞ大変な思いをしただろうと想像できます。

城を壊し没収され明治23年にようやく城の一部が払い下げになり、大正6年に建て替えた披雲閣

見事な建物とお庭です。ガラスは当時の輸入品で、よく見ると少し波打ち今では製作不可能と言ってました。

建物の中も見事で、個人では立ち入り禁止ですがガイドさんとならOKで見せてもらい、素晴らしい木を使い久々目の保養をさせてもらいました。

 

どこで食べても安い早いファーストフードの元祖讃岐うどんを食べ、県立ミュージアムで開かれるシンポジュームへ

朝敵の徳川一族ですので、明治初期徳島や愛媛に統合され存在しなかった香川県を復興させたのがこの中野武営さん、10月8日が没後100年になります。

 

東京馬車鉄道取締役、現在の四国新聞の前身香川新報社を設立したり、東京株式取引所理事長(現在の東京証券取引所)東京商工会議所の初代は渋沢栄一で二代目が武営さん、とにかくマルチ人間です。興味のある方はインターネットで調べてくださいね。

パネルディスカッションの風景

左から司会の元四国新聞編集長、武営さん研究の第一人者、高松市長さん、直系の方、第14代高松松平家当主、香川県知事、中野武営研究会会長と多彩なお話を聞きました。

 

 

 

 

author:間伐屋木左衛門(かんばつやもくざえもん), category:-, 15:23
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