- 「森の勉強会・潜む吸血鬼たちマダニを知る」に参加
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2018.03.21 Wednesday
JUGEMテーマ:日記・一般
昨年古座一枚岩で山仲間二人がマダニによる日本紅斑熱に感染、ツツガムシ病の発生例のない当地方でも気を付けなくてはと参加しました。
ダニそのものに病気はなく野生動物の血から感染するので、感染する確率は少ないのですが、インフルエンザのような症状や身体の一部が腫れる等の症状が現れれば医者に相談した方がよいとのことでした。
今回山仲間の対応で一人はダニにかまれたことに気付かず、検査検査だったのに対し、もう一人はダニに咬まれた旨を告げたので、対処が早かったようです。
抗生物質は一切効果がないので、山行後に症状が出たらダニの云々にかかわらず、その旨を医者に告げた方が良いと思います。
マダニの特徴は幼ダニが足が6脚で若ダニが8脚、エサは血液のみで呼気や体臭に反応して取り付き、10分から2時間程度で皮膚の薄い場所を探して吸血、飽血は一日から三日ほどかかり、その後地面に落ちて脱皮。
温度50度以上10分ほどの熱で死滅。お風呂だと微妙な温度です。洗濯機では死滅せず他に移動する可能性があり、洗う前に乾燥機にかけると効果があります。またビニール袋に包み車の中にに置いておくと良い。
潜んでいるのは野生動物の頭より少し高い草木に潜み、通過時に落ちて寄生する。思ったより高い所に潜んでいます。
咬まれた場合膨れたお尻を引っ張るのではなく、ピンセットや刺抜きで頭(固い)を掴み抜く(写真中央下)。手でつぶさないで袋に入れお湯をかけるなどで処理すること。とにかく血は危険なようです。
食い込んしまったダニを、私は湿布薬を張っておいて取り出したことがあります。なおほとんどのマダニは無害ですから神経質にならないように。乗り物としては動力のない乗り物、ヨットとかカヌー、自転車。その中でもヨットは風で音もなく動き気持ちよく。川のカヌーは漕がなくて好きです。特に後ろ向きで下るのがいい。ただし漕がなければひっくり返る激流は好きではない。
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