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那智四十八滝 新客谷

JUGEMテーマ:日記・一般

新客とは新人、初心者という意味で、新参の修験者が最初に入った谷で、まあたいしたこと無いだろうと後回しにしていた谷なのですが、先日の東の谷に入った際、9月・10月の義母の不調で自粛していたせいか、非常にしんどくて運動不足解消に入ってみました。かなり急峻な谷でしかも崩落が激しくいくつもの砂防ダムがあり、6年前の大水害で崩落しまだ工事中でした。

最初の滝 みなみ

この上流から那智大社は手水を取っていたのですが、写真右側が大崩落でパイプが切れていて、滝を高巻く管理道の鉄梯子が壊れていました。

これはちょっとした運動がてらの登山ではと、ここであきらめ引き返すことに。次回は登攀用具を持参して登ることに

よく見ると熊野層群の堆積岩が混じっており、大水害の折一番大崩落した熊野酸性火成岩との境の地層の様です。

帰路にイチョウの木の紅葉が始まっていました。

那智の滝は堆積岩の熊野層の地下で噴火し固まった岩の境目で、柔らかい堆積岩が崩れ(おそらく大崩落したのでは)出来た滝なので、自然の摂理なのでしょうか・・・

author:間伐屋木左衛門(かんばつやもくざえもん), category:熊野の四季, 20:30
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