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イナゴの佃煮

JUGEMテーマ:日記・一般

2回ほど義母の納骨で栃木に行った折に買ってきました。イナゴの佃煮

半端な広さではない田んぼの刈跡で、イナゴを捕まえ料理するのが得意の義母で、この市販のものと違い後ろ脚と羽根を一つ一つ取って調理していたので、たいへん食べやすく美味しかったのですが・・・ 何をしても丁寧な仕事をする人でした。

見渡す限りの田んぼ(群馬県板倉町)熊野の山と海の狭間に住む人間には とにかく広い 山が見えん

埼玉にいたころは秋の刈跡で、イナゴとドジョウを捕りました。

 

イナゴは綿の袋に短い水道パイプを口に縛り付け、捕ったイナゴをパイプから入れると逃げられません。いっぱいになると、一晩おいて内蔵物を出させ、そのまま茹でると真っ赤になり、後ろ足と、羽根を取り佃煮にします。

 

ドジョウは雨が降りそうになると、夕方短いトユのパイプに玉ねぎ網をくくりつけ、田んぼの排水にセットしておくと翌朝たくさん入っていて、柳川なべで楽しみます。

 

海に幸の豊富な熊野では両方食べませんが、海のない地方の貴重なたんぱく源で、なかなか美味しいものです。

 

author:間伐屋木左衛門(かんばつやもくざえもん), category:-, 15:04
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