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熊野古道大辺路 番外

2日に分けての熊野古道大辺路歩きで、どうも気になった個所が2か所

一つは前からなのですが、我が家のルーツの市屋の与根河池(よねご)と奥池の間に高速道路が付きどのようになったのか、古道を歩いていて気になったのと、一番お気に入りの鬮野川(くじのかわ)の里山風景あの上流部はどのようになっているのだろうと気になったので、出かけてみました。

与根河池の奥池しっかり川沿いに立派な道が付き、現在水を抜いて工事中でした。

里山の鬮野川を地図を見ていると、古道から外れた上流の最初の部落が鬮野川その上流の部落から名前が変わり姫川になり、変だなと眺めていたら支流の一つに滝マークがありしかも林道がある。これは探検の価値ありと4WDの軽トラックで行ってみました。

とにかく狭い道軽自動車がやっと対向車が2台で2回とも相手がわざわざバックして道を開けてくれました。

道は途中から荒れていて、4WDでも少しきついので、車を置いて300Mほど徒歩で、滝の名前は解りませんが多岐理姫(たきり)、多岐都姫(たきつ)、市寸島姫(いちざ)の三女神を祭る滝姫神「お滝様」とありました。姫川の地名の由来

 

帰路はポンカンで有名な重畳山(かさねやま)を登って帰りました。大島が眺望できる絶景

ここは四国四十八の仏像を安置してあり、ミニ四国巡礼できるというところで、仏像よりも山道に敷いた赤土をたたき固め溝をつけ排水が良いようにした、昔の舗装道路に感心しました。

実に良く出来ています。かつての水路なんかもこのようにして水漏れしないように作ったのだと思いました。

ちょうど今日は与根河池の用水路あらけの日で、大勢が作業していて今はコンクリートですが、かつては赤土をたたいた タタキで、私の先祖も作業に参加したのかなと想像しました。

 

雨の多い当地でも山の高さが500Mを超えない低い山では夏の渇水期の水田を満たす水を確保できないと、日ごろから思っていて我が家の先祖は人工のダムで与根河池を作り稲作を可能にしたのですが、古道沿いの水田の広さを300Mそこそこの山では無理だろうと、行ってみましたが、山が深く支流がたくさんあるので納得しました。しかしこのような地形はそうそうありません。重畳山を祭ったことに納得。

 

 

 

author:間伐屋木左衛門(かんばつやもくざえもん), category:-, 17:45
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