- 特用林産物
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2017.07.09 Sunday
JUGEMテーマ:日記・一般
特用林産物とは材木以外の森からの恵みを言い。山菜、キノコ、切り花(枝物)、木の実や木や竹を利用して作る商品をいいます。
和歌山県農林大学校林業研修部の特用林産物公開講座があったので、参加しました。
コウゾ、ミツマタ、ガンピで作る和紙や
ハゼの実から作る和ろうそくやポマード
しゅろの木から作るタワシや箒
大きいほうが国産のタワシ3200円、小さいほうがパーム椰子から作る輸入品88円
箒に至っては一生モンだそうですが、2から3万円ほどするそうです。
楽しい講座でした。
- 山ミミズ(カンタロウ)
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2012.11.25 Sunday一昨日の山登りは、雨の後だったので、山ミミズに2匹ほど出会いました。
両方とも同じくらいのサイズで小さめ そのうちの1匹
大きさがわかるように軍手と共に撮ってみました。
このグロさは 写真では判りませんね・・・
ネットショップ森からの贈り物
フェイスブック始めました
- ムクロジの実
- 昔使ったノコギリ
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2009.10.24 Saturday事務所に飾っているノコギリです。
大きく幅美広いノコギリは製材に使ったノコギリで、真っ直ぐ挽くために
この様な幅広になっているのです。
ノコギリを使って木を製材することを木挽き(こびき)といい、木挽きする人を
木挽き職人といいました。
大変な重労働で木挽きの一升飯といって、たくさんのごはんを食べないと続かない
仕事だったようです。
私の祖父はこの木挽き職人でして、米や味噌を持ち何日も山に入っていた
と聞いております。
今はバンドソー(帯ノコ)で、台車に丸太を固定して製材します。
20年ほど前、知り合いの方が、大峯奥駆道の行仙宿山小屋を立てたのですが、小屋の資材はすべてヘリコブターで荷揚げしまして、大変な費用がかかりました。
木挽き職人がいた時代は、ヒョコッとノコギリや米味噌を担いで山へ行き、小屋がけ(風雨を凌ぐ簡単な小屋を造ること)をし、周りの木を倒して製材し、家を建てたのです。
現在は山の木を切出しトラックで製材所まで運び、再びトラックやこの場合ヘリで莫大なエネルギーを消耗して山へ運ぶ
進歩しているのか、後退しているのか分かりませんね・・・
- シシ垣(ししがき)
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2008.12.01 Monday高さ1M 幅90センチくらいの写真のような石垣が山の中に長く続いています。
地元ではシシ垣(ししがき)と呼び、調査によると50キロ近く続いているのもあるようです。
熊野の山の特徴はこのシシ垣(ししがき)と呼ばれる石垣が随所に見られることです。
作った理由は、平地の少ない熊野では農地を山の中の棚田にするしかないので、獣害特に稲をイノシシから守るために石垣で柵を作ったようです。
所々切れ目を付け大きな落とし穴を作ってあって、そこにイノシシが落ちるように作っていますが、子供の頃もう手入れをしていないこの仕掛けに草が茂っていて落ちたことがあります。
昨日は私が所属する新宮山の会の登山大会でして、久々に大勢で登りました。
写真の左下の谷にかつて棚田があり、それを囲むようにシシ垣(ししがき)があります。
私の友人で、霊的能力のある方の説ですが、シシ垣(ししがき)には二種類あるというのです。
一つは農地を野生動物から守る石垣
もう一つは古代の道ではないか という説です。
確かに農地を守るように巡らされているものと、海岸沿いの山際に、
かつての部落の端(境界)を巡るように続いている石垣もあります。
神武東征の折この道を使って北上したのでは
というのが彼の説です。
(う〜む 納得するところがあります)
- 杉の巨変木
- 木馬(きんま)の珍しい写真
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2007.07.17 Tuesday日本の林業の発祥地、熊野の、山の文化(古い写真など)を掲載していますが、
(カテゴリーの、熊野の山の文化で連載、古い方から読んでね)
今日は珍しい木馬(きんま)を牛(和牛)で引っ張っている写真です。
木馬道(きんまみち)の途中に牛小屋跡があるところもあります。
牛(黒毛和牛)を見て、美味そうだと思ってはいけません?
- 木馬道(きんまみち)
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2007.03.17 Saturday以前に木馬(きんま)の記事を書きましたが、現在残っている木馬道(きんまみち)の写真です。
幅は一間(1.8?)くらいでしょうか、傾斜は下流に緩やかについていて、途中切れていない、道でしたらマウンテンバイクあるいはオフロードバイクで、十分に走れる道です。
傾斜がなく、地形に沿って作ってあるので距離は結構あります。
緑萌ゆ 行く人も無し 木馬道 (1992年4月古座川支流小川源流にて)
荒廃した山を憂って、以前作った俳句です。お粗末!